まずは自己紹介。
初めまして。
はなと言います。
やっと就職したと思った矢先、2ヶ月で適応障害と診断され、現在休職中です。
好きな食べ物はたこ焼きとアボカド。なんでも薄味が好み。
好きな動物は犬と猫です。(でも動物は大体好き)
以前シェルティとイタグレというワンちゃんを飼っていましたが、数年前2匹ともお空に旅立ってしまいました。
その後一緒に生きる家族が欲しくなり、現在はノルウェージャンフォレストキャットという、犬レベルまでデカくなる(らしい)ネコちゃん1歳♂と暮らしています。
今回の記事では、私が適応障害になった経緯をざっくりと紹介します。
就職後の生活。
大学卒業後にとある専門学校へ行き、数年勉強した後、やっと就職した私。
大学の同級生は先に社会人となっていたので、数年遅れで就職した時はやっと働ける!と嬉しかったのを覚えています。
やる気も十分で、張り切って毎日を過ごしていました。
しかし、新人とはいえ激務が続き、月の残業時間は40時間に。
さらに家に帰っても勉強、勉強の毎日…。
休日も休む時間より、勉強する時間に充てていました。
そうしないと追いつかなかったからです。
気づけば吐き気が酷く食事がとれなくなり、持ってったお弁当は手付かずで持ち帰る始末。
帰宅して、同居している母の顔を見ると、特に職場でトラブルがあったわけでもないのに、安心感からか延々と泣き続けていました。
さすがに変だと思った母が、「もう仕事に行かなくていい」と言ってくれたのですが、ここで休むともう職場に行けなくなると思った私は、翌日も出勤。
しかし、記憶力や判断力が極端に低下し、さっき先輩に言われたことすら思い出せない。
次に何をしたら良いのか、全くわからない。
この日の勤務もなんとか終え、鉛のような体で帰宅すると、母の心配そうな顔をみて、5秒で泣き出す私。
これはもうだめだ。明日は、病院へいこう。
涙を流しながら、そう決意しました。
私が適応障害?
とにかく吐き気が酷くて、ご飯が食べられなかったことが何より辛かった。
何しろ、炭水化物が大好きな大食い娘だった私が、ほとんど食事ができなくなったのですから。
運良く、当日受付をしているクリニックがあり、その日のうちに行くことができました。
そして、現在の状況と、出現している症状について話すと、主治医の先生は言いました。
「この状態を診断するならば…適応障害ですね。」
てきおうしょうがい?
あの深キョンがなったと話題の、あの病気ですよね。
「しかも、結構セロトニンが出なくなってると思いますよ。
診断書には、抑うつ状態とも書いておきます。」
私は病気だったのか…。
ここで、専門家に診てもらって初めて、自分が本格的に病気になっていたことを知ったのです。
職場環境に問題あり?
確かに、精神的に辛かったとは思っていたけれど、新人だし、みんな通る道だと思っていました。
私だけが辛いわけじゃない。弱音なんて吐いてる場合じゃない。
数日休んだら、また出勤しなくちゃならない…。
でも、あの職場にもう一度行けるかと言われると、…それは無理だ。
「はなさん。
この診断書には、職場環境に問題があるってことを書いておきますから、
上司にこれを出して、異動できるかどうかお話してみてください。
異動先でまた働けるなら良いですし、退職したいならそれでもいいと思いますよ。」
その時、私は退職したいと強く思っていました。
詳しくはまた別の機会にお話しようと思いますが、とにかくひどい職場でした。
その日はこれで終了し、とりあえず受診結果と退職したい旨を上司にメールで報告(電話には出ない変な上司だった)すると、翌日職場から電話がかかってきました。
「内容はわかりました。辛かったんですね…。
もっと早く休んでよかったのに。
ここで退職してしまうと、あなたのキャリアとしてはよくないと思う。」
そんな内容のことを言われ、退職はひとまず踏みとどまることに。
もっと早く休んでよかったという割に、スタッフのことを守ってくれない上司でした。
それをわかっていたので、上司との電話に緊張しながらも、内心腹が立っていました。
そして、一つのことがこの電話ではっきりしました。
異動という選択肢はない。
復帰するなら元の職場しかない。
新人だから仕方がないのかもしれませんが、やっぱり異動はできませんでした。
そして、休職へ。
上司に報告した結果、どうやら異動の選択肢はないようだ、ということを主治医に話すと、
「うーん、そうですか。はなさんの状況がよくなっても、
元の職場に戻っては同じことの繰り返しになってしまいます。
それなら、思い切って2ヶ月ぐらい、休職しましょう!」
あの職場に、2ヶ月も行かなくて済むのか…。
そんなふうに考えた私は、ほっと胸を撫で下ろしました。
少し休もう。休んで良いんだと、お医者さんが言ってくれたんだから。
そして、現在の職場を休職することになりました。
今は、だいぶ症状も安定してきたので、いかに自分が生きづらい環境で生きてきたのかを実感しています。
このブログでは。
私のように精神疾患をお持ちの方や、人生生きづらいな、と感じている方に向けて、
どうやったら生きやすくなるのか、私の経験も踏まえて発信できたらと思っています。
症状が安定していると言っても、まだまだ波があることには変わりないので、
自分のペースで更新していこうと思っています。
皆さんも、自分のペースを大事に生きてくださいね。
それでは、どうぞよろしくお願いいたします。