人生イージーモードにするには。

新卒2ヶ月で適応障害になった20代女性のブログ。

まずは自己紹介。

初めまして。

はなと言います。

 

やっと就職したと思った矢先、2ヶ月で適応障害と診断され、現在休職中です。

好きな食べ物はたこ焼きとアボカド。なんでも薄味が好み。

好きな動物は犬と猫です。(でも動物は大体好き)

以前シェルティとイタグレというワンちゃんを飼っていましたが、数年前2匹ともお空に旅立ってしまいました。

その後一緒に生きる家族が欲しくなり、現在はノルウェージャンフォレストキャットという、犬レベルまでデカくなる(らしい)ネコちゃん1歳♂と暮らしています。

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うちのノルウェージャン。

 

 

今回の記事では、私が適応障害になった経緯をざっくりと紹介します。

 

 

就職後の生活。

大学卒業後にとある専門学校へ行き、数年勉強した後、やっと就職した私。

大学の同級生は先に社会人となっていたので、数年遅れで就職した時はやっと働ける!と嬉しかったのを覚えています。

やる気も十分で、張り切って毎日を過ごしていました。

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しかし、新人とはいえ激務が続き、月の残業時間は40時間に。

さらに家に帰っても勉強、勉強の毎日…。

休日も休む時間より、勉強する時間に充てていました。

そうしないと追いつかなかったからです。

 

気づけば吐き気が酷く食事がとれなくなり、持ってったお弁当は手付かずで持ち帰る始末。

帰宅して、同居している母の顔を見ると、特に職場でトラブルがあったわけでもないのに、安心感からか延々と泣き続けていました。

さすがに変だと思った母が、「もう仕事に行かなくていい」と言ってくれたのですが、ここで休むともう職場に行けなくなると思った私は、翌日も出勤。

 

しかし、記憶力や判断力が極端に低下し、さっき先輩に言われたことすら思い出せない。

次に何をしたら良いのか、全くわからない。

この日の勤務もなんとか終え、鉛のような体で帰宅すると、母の心配そうな顔をみて、5秒で泣き出す私。

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これはもうだめだ。明日は、病院へいこう。

涙を流しながら、そう決意しました。

 

 

私が適応障害

とにかく吐き気が酷くて、ご飯が食べられなかったことが何より辛かった。

何しろ、炭水化物が大好きな大食い娘だった私が、ほとんど食事ができなくなったのですから。

 

運良く、当日受付をしているクリニックがあり、その日のうちに行くことができました。

そして、現在の状況と、出現している症状について話すと、主治医の先生は言いました。

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「この状態を診断するならば…適応障害ですね。」

 

てきおうしょうがい?

あの深キョンがなったと話題の、あの病気ですよね。

 

「しかも、結構セロトニンが出なくなってると思いますよ。

 診断書には、抑うつ状態とも書いておきます。」

 

私は病気だったのか…。

ここで、専門家に診てもらって初めて、自分が本格的に病気になっていたことを知ったのです。

 

 

職場環境に問題あり?

確かに、精神的に辛かったとは思っていたけれど、新人だし、みんな通る道だと思っていました。

私だけが辛いわけじゃない。弱音なんて吐いてる場合じゃない。

数日休んだら、また出勤しなくちゃならない…。

でも、あの職場にもう一度行けるかと言われると、…それは無理だ。

 

「はなさん。

 この診断書には、職場環境に問題があるってことを書いておきますから、

 上司にこれを出して、異動できるかどうかお話してみてください。

 異動先でまた働けるなら良いですし、退職したいならそれでもいいと思いますよ。」

 

その時、私は退職したいと強く思っていました。

詳しくはまた別の機会にお話しようと思いますが、とにかくひどい職場でした。

その日はこれで終了し、とりあえず受診結果と退職したい旨を上司にメールで報告(電話には出ない変な上司だった)すると、翌日職場から電話がかかってきました。

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「内容はわかりました。辛かったんですね…。

 もっと早く休んでよかったのに。

 ここで退職してしまうと、あなたのキャリアとしてはよくないと思う。」

 

そんな内容のことを言われ、退職はひとまず踏みとどまることに。

もっと早く休んでよかったという割に、スタッフのことを守ってくれない上司でした。

それをわかっていたので、上司との電話に緊張しながらも、内心腹が立っていました。

そして、一つのことがこの電話ではっきりしました。

 

異動という選択肢はない。

復帰するなら元の職場しかない。

 

新人だから仕方がないのかもしれませんが、やっぱり異動はできませんでした。

 

 

そして、休職へ。

上司に報告した結果、どうやら異動の選択肢はないようだ、ということを主治医に話すと、

 

「うーん、そうですか。はなさんの状況がよくなっても、

 元の職場に戻っては同じことの繰り返しになってしまいます。

 それなら、思い切って2ヶ月ぐらい、休職しましょう!」

 

あの職場に、2ヶ月も行かなくて済むのか…。

そんなふうに考えた私は、ほっと胸を撫で下ろしました。

少し休もう。休んで良いんだと、お医者さんが言ってくれたんだから。

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そして、現在の職場を休職することになりました。

今は、だいぶ症状も安定してきたので、いかに自分が生きづらい環境で生きてきたのかを実感しています。

 

 

このブログでは。

私のように精神疾患をお持ちの方や、人生生きづらいな、と感じている方に向けて、

どうやったら生きやすくなるのか、私の経験も踏まえて発信できたらと思っています。

 

症状が安定していると言っても、まだまだ波があることには変わりないので、

自分のペースで更新していこうと思っています。

皆さんも、自分のペースを大事に生きてくださいね。

 

それでは、どうぞよろしくお願いいたします。